追い風 Downwind ピエール・モルレーンズ・ゴング 1979 1) Aeloplane(P.Moerlen/R.O’lochlainn) Pierre Moerlen:drums,Hammond organ,Yamaha piano,lead vocal Benoit
Moerlen:vibraphone Hansford
Rowe:bass 70年代ロックのオルガンとヴォーカルは何とピエール!掛け合うように新メンバーのロスとファンキーに骨太ロックな新生ゴングの幕開けです。 2) Crosscurrent(P.Moerlen) Pierre Moerlen:drums,Oberheim polyphonic synthesizer,Yamaha piano Benoit Moerlen:vibraphone Hansford Rowe:bass,Wal bass Francois
Causse:xylo-marimba,congas Ross
Record:guitar 鍵盤打楽器隊が登場しゲストのロックウッドのヴァイオリンと絡み爽快感とスリルに溢れています。日本盤では「逆流」というタイトルがライナーノーツに記してありました。 何故かベノワ、ロス、フランシスは不参加、ハンスもイントロとエンディングのみの登場。 4) Jin-Go-Lo-Ba(M.Olatunji) Pierre
Moerlen:drums,timbales,cowbell,toms,Korg synthesizers,vocal 驚くなかれ、サンタナのカヴァーです。ピエール、ハンス、ロスの「ジンゴォ〜ロバッ!」の大合唱が聴けます。打楽器を擁するバンドとして、聴き比べてみてください。 5) What You Know(P.Moerlen/R.O’lochlainn) PierreMoerlen:drums,Korg synthesizers,Oberheimpolyphonicsynthesizer,vocal 特別ゲスト、ミック・テイラーお得意のブルージーなギターをフィーチャーしてピエールが気持ちよく歌ってます。サイド・ギターに押しやられたロスと出番のないベノワの心中は察するに余りあるモノあります。 6) Emotions(P.Moerlen) ピエールのヴァイヴとシンセをバックに再登場のロックウッドのたおやかなヴァイオリンのデュオ演奏。日本盤が出た直後、NHK-FMラジオでも流されたという逸話があります。 7) Xtasea(P.Moerlen) 真夜中に船出するかのような、ややミステリアスなイメージたっぷりの最終章曲。
レコード会社を移籍して、曲も様々なタイプが入り混じった作品。レギュラーメンバー全員揃った曲が少なく、ピエールのソロでは?という声もあるが、色々な面が伺えて楽しめる。タイトル曲「追い風」はマイク・オールドフィールドのファンにも絶賛されている。 |