GONG & GONGZILLA @NAGOYA・TOKUZO

21/09/2004

TOKUZOは、今回初めて参りましたが、吉祥寺のマンダラUみたいに、テーブル席があって、マンダラUより少し広いくらいの感じです。
私は開場時間頃にいって、ステージ真ん前のテーブル席に座りました。ステージ際の真ん前にかなり詳しい3人組の男性がいて、
私の隣に、高橋さんと言う方で、ザオとゴングの大ファンだそうで、めちゃんこ詳しい人と知り合いになりました。
ホントは、高橋さんがレポ書くのが一番いいかも・・?

開演1時間前なのに、カウンター近くに、小柄のお方、発見!!
ブノアでした。チェックはしてないけど、たぶんもうビールを飲んでいたのではないかな?
早速、愛聴盤のEXPRESSOUのLPレコードジャケを持っていって、サインしてもらいました。
ずうずうしい私ですが、お断りしておきますが、英会話が全くダメです;
増田さんがお話しているのに、割り込んでしまいました。私のことをブノアに紹介していただきました。(名古屋のことを書く人だって。でも、普通の人ですから;残念!)

ここで、やっと、SHOWの話になりますよ。。。
名古屋は、休憩なしぶっ続けでした。セットリストも、順番が違うようです。
なにしろ、EXPRESSOUとGAZEUSEしか聴いたことがないまま、当日を迎えたので、
2曲しか知った曲がありませんでしたが、1曲目は、GONGZILLA'S DILEMMAでした。(細かいことを言うようですが、GOLDEN DILEMMA と 
GONGZILLA’S DILEMMAとでは、速さとアレンジが全然違います)

4曲目のEXPRESSOが聴けた時は、うれしかったです。大感動でした!うん十年前の当時が甦るようですね。身体はどんどん老いぼれて、
脳もどんどん勢いよく退化しておりますが、気分だけは若い頃に戻れた感じです。・・・話がそれてしまいました;
4人で演奏しているため、あ〜ここにあの音が入ってくるはずなのに。。というところはありますが、充分に忠実な演奏が聴けてよかったです。
ザッパの曲は、高橋さんに確認したけど、アンコールの前の前でした。アンコール曲は誰の曲かわからないけど、3人とも歌ってくれてうれしかったです。

ギターのボンの演奏する姿は、ほとんど直立不動で、時々イフェクトを替えるのに足を少し開くくらいで、表情もほとんど変わらずクールなまま、
ヘヴィーなギターワークを軽々見せてくれました。時々、ハンスフォードと微笑みあっていたかな。

ハンスフォードは、やっぱ、シュワちゃん似ですから、かっこよかったですね。足長いな〜。
SOLIの始めに、モニター?のハコに右足をかけて、ベースソロを見せてくれました。
ほかの曲かも知れないけど、ベースって単音なはずですが、太い弦を普通のギターのようにコードを押さえて弾いていました。すごいな! あと、演奏が終わってから、’ありがと’とあいさつしますが、
名古屋弁かかっていましたよ。最初に、ハンスフォードにありがとうを教えた人は、名古屋人ではないかしら??

ドラムのサムは、それはもう、口では言い現わせられないほど、パワフルでした。
私が今まで出会ったドラマーの中で、最高にパワフル!ではなかったかと思います。
パワフルな中にも、繊細なフレーズも忠実に演奏してくれました。
ドラムソロで、左手のスティックがない時があったのですが、勢いで飛んでいったか、
素手の効果を得るのかどちらかわからないけど、左手の素手でコンガをたたくようにタムタムやシンバルをたたいていました。うーん、パワフルだ。バスドラもツインバスドラかと思わせる激しい時もありました。

ブノアのマリンバとヴィブラフォン。繊細で軽やかで素敵でした。とても、演奏以外の時は
酔っ払い??の演奏と思えません。シャツの左ポケットに煙草も常備していて、演奏中に一度ぷか〜と煙があがりました。初台DOORSでは、
禁煙のはずでは?どうしていたのかな〜?
ところで、マリンバという楽器、あまり真近で見る機会はないので、よく観察してみたのですが、
1本ずつ、マレットを持ち細かくたたく時と、2本ずつ持って左右それぞれ交互にたたき、それも
4本の強弱が違っていたりしていました。正確に鍵盤をたたくだけでも難しいのに、すごいな〜と感心しました。演奏後、個人的にブノアに、
teach me marimba!と冗談をとばしたら、笑って、日本とフランスを行ったり来たりしてね・・・って言ってたような。


SHOWが終わってから、しばらく声が出ませんでしたね。隣の高橋さんも。
力強い演奏に 胸もお腹も一杯って感じでした。
また、近いうちに是非、GONGZILLA 再来日して欲しいです!!


筆: YAYOHI